2022年F1第21戦サンパウロGP(ブラジル、アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ)の初日となる金曜日、予選が行われた。今週末は土曜日にスプリントが開催されるため、予選は金曜日の午後に行われるスケジュールだ。
●【2022F1第21戦ブラジルGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
予選前に雨は上がったもののちょい濡れの路面で始まった。Q1はインターミディエイトタイヤ(緑)からドライタイヤに交換するコンディション、Q2はドライタイヤで走り切れたものの雨粒が落ちてくるセッション、そしてQ3はさらに雨が強くなった。
Q3が始まって3分過ぎ、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がグラベルから出られず、セッションは残り8分10秒で赤旗中断となった。
この時点で早めにタイムを出していたケビン・マグヌッセン(ハース)がトップ、2番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手ジョージ・ラッセル(メルセデス)という順だ。
その後セッションは再開されたが、結局雨が強くなり、セルジオ・ペレス(レッドブル)が出ていったがタイムを出すことはできなかった。
結果、自身初となるポールポジションを獲得したのはマグヌッセン、2番手はフェルスタッペン、3番手はラッセルだった。ハースにとっても初のポールポジションで、ギュンター・シュタイナー代表も笑顔で大喜びだ。
レッドブルと同じくHRC(ホンダ・レーシング)サポートのパワーユニットを搭載しているアルファタウリF1は、ピエール・ガスリーが12番手でQ2敗退、角田裕毅は19番手でQ1敗退だった。