F1第19戦アメリカGP(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)決勝レース、いきなり波乱が起こった。
●【2022F1第19戦アメリカGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
■サインツ、数百メートルでリタイア
ポールポジションのカルロス・サインツ(フェラーリ)がスタートに出遅れマックス・フェルスタッペン(レッドブル)にトップを奪われると、直後のターン1でジョージ・ラッセル(メルセデス)に接触されてスピン、最後尾に落ちてしまった。
サインツはピットに戻ったもののマシンダメージで水漏れが発生したため、そのままガレージに押し戻されてリタイアとなった。
この接触でラッセルに5秒ペナルティが科せられている。
■ボッタス単独スピン!セーフティカー
18周目、ターン19と20の間でバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)が風の影響でバランスを失い、グラベルに飛び出しそのままストップ。
その影響でセーフティカーが導入された。22周目にレースが再開した。
■アロンソ、宙に舞う大クラッシュも復帰
22周目、再スタート。バックストレートでフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)がランス・ストロール(アストンマーティン)をオーバーテイクしようとして大クラッシュが発生した。
ストロールがわずかに左へレーン変更をしたため、オーバーテイクしようとしたアロンソの右フロントタイヤがストロールの左リアタイヤに乗り上げ、アロンソのマシンが浮き上がるという大クラッシュ起こってしまった。2名とも無事だ。
コース上にはたくさんのパーツが飛び散り、すぐに2度目のセーフティカーが導入された。
ストロールはその場でリタイア。しかし、浮き上がったアロンソはピットに戻りタイヤとパーツ交換をして隊列に復帰した。来年のチームメイト同士の接触だった。この件は調査中となっている。
26周目にレースが再スタートしている。