3年ぶりのF1日本GP予選で6万8000人もの観客が見守る中、初の母国GP予選に臨んだ角田裕毅(アルファタウリ)は、13番手でQ2敗退となったが、Q3進出を予想していたようだ。
●【2022F1第18戦日本GP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
「ブレーキトラブルに苦しみましたがQ2に進めました」
■ブレーキの問題とは「温度」
アルファタウリの2台は予選Q1からブレーキが「作動温度領域」に入らない問題を抱えていて、チームも認識していたという。ガスリーがQ1敗退となったのも同じ問題で、ドライバーはとにかく「強くブレーキを踏むこと」しかできなかったものの「タイヤも温める必要があったため理想的ではありません」という。
ブレーキの問題は「Q1の2回目のアタックでロックアップした周のセクター1から感じていた」という。
ブレーキの重要性について「ブレーキは予選では重要な心臓部です」と重要さを説明。
「正直に言うと、トップ10も予想していました」と明かしつつも「現状の持てる限りの力を尽くせたと思います」とできることはやったようだ。
ブレーキを信頼できないと速く走らせることはできないが、「Q2に進出できたことはよかった」と振り返った。
■ポイント獲得を狙う
「明日はトリッキーな天候なので、雨か晴れか分かりませんけど、適応して、コンスタントに走りたいです」
「アグレッシブに攻めるドライビングスタイルを皆さんに見て、楽しんで頂けたらと思います」
「明日はポイント獲得を狙います」とファンにメッセージを伝えた。