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フェラーリ代表「サインツは勝利にふさわしい」一方でトップのルクレールをピットインさせるのは「正しい選択とは思えなかった」

2022年07月04日(月)7:25 am

2022年F1第10戦イギリスGP(シルバーストーン)の決勝レースで、カルロス・サインツ(フェラーリ)がポール・トゥ・ウィン、150戦目で初優勝を飾った。

サインツのF1エントリー回数は151戦目、しかし2020年のF1ベルギーGPは直前にトラブルが発生してレースをスタートできなかったことから、記録上は決勝レース150戦目での初優勝となっている。

また、シャルル・ルクレール(フェラーリ)はトップを走行しながらも4位に終わり、フェラーリのマッティア・ビノット代表は次のように振り返った。

●【2022F1第10戦イギリスGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数

■サインツは勝利にふさわしい走りを見せてくれた

フェラーリF1チーム代表兼マネージング・ディレクター:マティア ビノット
決勝レース:優勝、4位

「シルバーストーンのような厳しいサーキットで勝てるようになったことは喜ばしいことだし、サーキットでも工場のマラネロでも、今シーズンうまくやってきたということが確認できた」

「カルロス(サインツ)は素晴らしい週末を過ごし、初のポールポジションを獲得した。彼は終始一貫して力強く、勝利にふさわしい走りを見せてくれた」

■ルクレールをピットインさせるのは正しい選択とは思えなかった

「その一方で、セーフティカーが出るまではシャルル(ルクレール)が楽にトップを走っていたのに、ポイント獲得が少なかったのは残念だ」

「あのタイミングでピットインすると、ハードタイヤを履いているハミルトンの後ろになるため、正しい選択とは思えず、そのままコースに残すことにした。しかし残念ながら、再スタート時にはタイヤの面で不利な状況になってしまった」

■ミック・シューマッハの初ポイントを祝福、FIAとF1の安全対策を賞賛

「また、ミック・シューマッハが初めてチャンピオンシップのポイントを獲得したことを祝福したい。よくやったと思う」

「最後に、FIAとF1が安全性の面で努力していることを改めて強調しておきたい。スタート時のアクシデントに巻き込まれたドライバーに大きな怪我がなかったことは、現在の安全対策がいかに効果的であるかを証明している」。

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