F1第9戦カナダGP(ジル・ビルヌーブ・サーキット)の決勝レース後、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)は5秒タイムペナルティを科せられ、7位から9位に順位を落とした。
●【2022F1第9戦カナダGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
レース後、FIAが発表した以下の書類によると、アロンソはバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)に対してウェービング走行をしていたという。
■ウェービング走行はレギュレーション違反
「スチュワードは、14号車のドライバー(フェルナンド・アロンソ)、77号車のドライバー(バルテリ・ボッタス)、各々のチーム代表者から話を聞き、証拠映像や77号車のテレメトリーを調査した」
「レースが終わる2周前のターン10(ヘアピン)からターン12の間で、アロンソはボッタスから順位を守るために方向転換を繰り返し、ボッタスは一時的にリフトアップし(アクセルを緩め)、勢いを失った」
「ボッタスはアロンソに並走したことはなかったというドライバーの指摘を尊重しつつも、スチュワードはこれを明らかなレギュレーション違反と判断した」
「従って、スチュワードは、2022年オーストラリアGPでの同様の出来事に対して科されたのと同じく、5秒タイムペナルティを科した」。