F1エミリア・ロマーニャGP(イモラ・サーキット)2日目の午後、ドライ路面で今シーズン初めてのスプリントが行われた。
●【2022F1第4戦エミリア・ロマーニャGP】スプリントのタイム差、周回数
スプリントの1位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2位はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3位はセルジオ・ペレス(レッドブル)だった。
レッドブルと同じくHRC(ホンダ・レーシング)のサポートを得て母国GPを迎えているアルファタウリF1は、16番手スタートの角田裕毅は12位、ピエール・ガスリーは17位だった。
■1周目からセーフティカー。ガスリーとジョウ・グァンユが接触
ポールポジションのフェルスタッペンはスタートで出遅れ、2番グリッドのルクレールはスタートに成功してリードする。
そのオープニングラップでジョウ・グァンユ(アルファロメオ)がクラッシュし、セーフティカーが入った。
リプレイ映像を見ると、ターン9でイン側のピエール・ガスリー(アルファタウリ)の右フロントタイヤと、アウト側のジョウ・グァンユの左リヤタイヤが接触。
ジョウ・グァンユはコントロールを失い、イン側へ巻き込まれるようにスピンしウォールにクラッシュしてリタイア。ガスリーは右フロントタイヤがパンクし、緊急ピットインして最後尾でレースに復帰した。
■フェルスタッペンvsルクレール
ルクレールはスタートからレースをリードし、フェルスタッペンとの差を1秒以上に広げてDRSを使わせないように逃げていたが、後半はソフトタイヤが滑り初めてその差が1秒以内にまで縮まっていく。
20周目、フェルスタッペンはDRSを使ってターン2でルクレールを捕らえるとそのままギャップを広げ、最終的には21周のレースで2.975秒差をつけて1位でフィニッシュした。3位はチームメイトのペレスだった。
また、10番グリッドからスタートしたカルロス・サインツ(フェラーリ)は、ティフォシの声援を受けながら4位でフィニッシュした。
今日のスプリントの結果が、明日の決勝レースのスターティンググリッドとなる。