2022年3月26日(土)、F1第2戦サウジアラビアGPの予選が行われ、Q2の赤旗中断により約1時間遅れで始まったQ3は、フェラーリ勢がタイムを出し合っていたが、最後のアタックを成功させたセルジオ・ペレス(レッドブル)が大逆転で自身初ポールポジションを獲得した。215戦目での初ポールポジションはF1史上最も遅い記録となった。
●【2022F1第2戦サウジアラビアGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
カルロス・サインツ(フェラーリ)はクルマに満足しているものの、なぜか中古タイヤの方が速かったと語った。
■なぜか中古タイヤの方が速かった
「コースに出るたびに良いラップを重ね、全体的に良い予選だったと思う。興味深いことに、僕は新品のセットよりも中古のソフトタイヤのほうが速くて快適だったんだ。だからQ3の2回目のプッシュも中古タイヤで行うべきだったかもしれないね。そのあたりはこれから調べていく」
「いずれにせよ、今週末はここまでクルマのフィーリングが良くなってきているので、データを掘り下げながらクルマの力を最大限に引き出していきたい」
■荒れたレース展開に向けて複数の戦略を準備している
「今は明日のことに集中しなければならない。もちろん、今日の予選のペースを決勝に持ち込むことが目標だ。昨年のようにレースがトリッキーになった場合に備えて、さまざまな戦略的オプションを提供できるようにいくつかのタイヤセットを取っておいたので、すべてをうまく使いこなすつもりだ。さぁ、レースをしよう」