今シーズンいっぱいでメルセデスを離れ、2022年にはアルファロメオに移籍することが決まっているバルテリ・ボッタスが、別のチームからも誘いを受けていたことを認めた。
2017年にウィリアムズからメルセデスへ移籍し、以後5年間にわたってルイス・ハミルトンのチームメートを務めてきたフィンランド人ドライバーのボッタスだが、メルセデスは2022年には現在ウィリアムズで走っているジョージ・ラッセルの起用を決定。
そして、32歳のボッタスはアルファロメオと交渉を行い、2022年から複数年に及ぶ契約を結ぶことに成功している。
そのボッタスはこのほど、母国フィンランドの『Iltalehti(イルタレティ)』に次のように語った。
「アルファと契約を結んだ2日後に別の電話がかかってきて、話がしたいと言われたんだ」
「僕は、『ちょっと遅かったね』と言ったよ」
ボッタスはそのチーム名を明かすことはしなかったが、近年ではアルファロメオよりも「少しいい成績」を残しているチームだったという。
「ここ数年は、そちらの方が少しよかったんじゃないかな。だけど、それでも僕はこちら(アルファロメオ)の方がいいだろうと思っている」
そう語ったボッタスは次のように付け加えた。
「僕は今でもこの選択に満足しているよ」