【ペナルティ】メルセデスPUにまた問題、ボッタス5グリッド降格！2名は最後尾･･･残り6戦、ハミルトンはどうする？
メルセデスはF1第17戦アメリカGP（オースティン、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ）でバルテリ・ボッタス（メルセデス）が今季6基目のエンジン（ICE）を使用することになり、5グリッド降格ペナルティを受けることになった。
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このアメリカGPではボッタスの他にセバスチャン・ベッテル（アストンマーティン）とジョージ・ラッセル（ウィリアムズ）もPUを交換しており、この2名は最後尾からスタートする。
今季のメルセデスPUは明らかに信頼性の問題を抱えているが、メルセデスのボスであるトト・ヴォルフは問題がどこにあるのか「完全に把握していない」とオースティンで語った。
「今年は信頼性に苦しんでいる。我々が選択したことではないがバルテリ（ボッタス）は6基目のエンジンを使う。この問題を乗り越えようとしているが、完全には理解していないんだ」
■ハミルトンのPU交換は？
気になるのはチャンピオンシップを争っているルイス・ハミルトン（メルセデス）への影響だ。ハミルトンは残り5レースで新しいエンジンを使用する可能性はあるのだろうか？メルセデスは「まだ正しい答えは出ていない」という。
「評価が難しいのは、状況を先取りしてペナルティを受けて打撃を受けるのか、それとも本気で走ってリタイヤのリスクを負うのかということだ。これについては今、話し合っているところだが、まだ正しい答えは出ていない」
メルセデスは、PUの顧客であるマクラーレンやアストンマーティンよりも多くPU交換を行っており、エンジンに厳しい状況だが、エンジン問題の詳細については「開示したくない」と避けている。
アメリカGPを含めて残り6レースとなっているが、メルセデスはレッドブル・ホンダをチャンピオンシップランキングで36ポイント上回っている。この状況は「快適か？」と問われたトト・ヴォルフは「快適ではない」と答えた。8年連続のコンストラクターズチャンピオンシップ獲得は簡単ではなさそうだ。
「まぁ、快適という言葉は間違っているね。しかし、もう少し大きな差があれば、堅いと思う。でも、最後まで続くかもしれないし、我々メルセデスにとっても重要なチャンピオンシップなんだ」
