【レッドブル】エイドリアン・ニューウェイ不在がチームの士気に影響していたとチーム首脳
レッドブル首脳のヘルムート・マルコが、チームの最高技術責任者であるエイドリアン・ニューウェイがサイクリング中に起きた事故により数回にわたって手術を受けていたことを明かした。
だが、マルコによれば、ニューウェイの体調はまだ完全な状態ではないものの、すでに今季の第16戦トルコGPが行われたイスタンブール・パークで現場に復帰していたようだ。
レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるマルコは、ドイツのテレビ局『Sky Deutschland（スカイ・ドイチュランド）』に次のように語った。
「エイドリアンはまだ完全な状態ではないが、すでに復帰準備は整っており、トルコではすぐに我々のセットアップの問題を認識していたよ」
最近のレースではタイトル争いのライバルであるメルセデスがパフォーマンスを上げてきていることから、レッドブルとしてもうかうかしていられない状況にある。だが、マルコはニューウェイの復帰によってチームが再び勢いを取り戻すことができるだろうと次のように続けた。
「もちろん、我々はいい位置にいる。しかし、ニューウェイは重要な人物であり、彼がいないことでモチベーションにも影響が及んでいたよ」
「最初はどの程度の怪我なのか分からなかったし、彼も何度か手術を受けていたからね」
無事にニューウェイが復帰して一安心のレッドブルだが、噂によれば現在ハミルトンに6ポイント差をつけて今季のタイトル争いをリードしているマックス・フェルスタッペンが今週末のF1アメリカGP（現地24日決勝）では新しいシャシーを手にすることになるだろうという。
マルコもこれに関して次のように語っている。
「シャシーの面でトップに返り咲くために、ミルトン・キーンズ（レッドブルのファクトリー）でフェルスタッペンとのミーティングが行われることになっているよ」
