ハースが23日(木)にF1ロシアGP(26日決勝)の舞台となるソチで2022年もミック・シューマッハとニキータ・マゼピンが続投することを正式に発表した。
これにより、フェラーリのサポートを受けるシューマッハと、チームにタイトルスポンサーを持ち込んでいるロシア人ドライバーのマゼピンがチームメートとしてハースで共に2年目のF1シーズンを迎えることになる。
最近、この2人のドライバーはサーキット内外で衝突することが増えており、ドライバー同士の関係は決してうまくいっているとは言えない。
しかし、ハースのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、この2人を続投させることがチームとしての希望だったとして次のように語っている。
「我々は2022年も現在のラインアップを継続したいと思っていたし、来年もミック・シューマッハとニキータ・マゼピンがウラルカリ・ハースF1チームの一員として参戦することを発表できてうれしく思っている」
「2021年は2人のドライバーにF1を学ぶ機会が与えられたし、ルーキーである彼らは今年多くのことを学んだ。我々のパッケージでは確かに厳しいシーズンだったが、2人はそのチャレンジを受け入れ、チームと密接に協力して我々のプロセスを学び、F1キャンペーンの厳しさやそれがもたらす外的環境、内的環境に適応してきた」
「2022年シーズンに向け、我々はチームとして前進し、ミックとニキータがF1で次のステップに進むことができるよう競争力のあるレースパッケージを提供できると確信している」