後半戦の初戦となるF1第12戦ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)の初日を終え、ホンダF1の田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)が次のように述べた。
●【2021年F1第12戦ベルギーGP】フリー走行2回目のタイム差、周回数
■田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)
ホンダF1最高順位:1番手
「サマーブレイクを終えて後半戦の初戦、ベルギーGPの初日が終了しました。休暇を挟み、2週間のブランクがありましたが、チームメンバー、Hondaのメンバーともに今週頭からスパ・フランコルシャンのサーキットへ入り、通常のレース週末と変わらないペースで、スムーズに準備を進めました」
「スパウェザーと言われるように不安定な天候のため、路面には一部ダンプ状態などもありましたが基本的にドライでの走行ができています」
「Honda PUを搭載したレッドブル・レーシング、スクーデリア・アルファタウリの4台は、おおむね予定通りに初日のメニューを消化しました。これから、不安定な天候なども考慮しながらキャリブレーションの最適化を進め、予選・レースに向かいます」
「なお、FP2の最後にフェルスタッペン選手がマシンのコントロールを失い壁に接触するトラブルがありましたが、現時点ではPUのデータ上で特に異常は見られていません。ここからさらに詳細に、状況を確認していきます」