NEXT...F1開催スケジュール

2022年のハミルトンのチームメートはすでに確定?ボッタスとラッセルが意味深コメント

2021年08月27日(金)17:57 pm

バルテリ・ボッタス(メルセデス)とジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)の2人が、それぞれの将来がすでに確定していることを強く示唆した。

すでに何か月も前から、メルセデスの契約下にあり現在はウィリアムズのドライバーを務めている23歳のジョージ・ラッセルがついに2022年にはメルセデスのフルタイムシートを手にすることになり、現在ルイス・ハミルトンのチームメートを務めているバルテリ・ボッタスに関してはウィリアムズかアルファロメオ、あるいはアストンマーチンに移籍する可能性があるとの噂がささやかれ続けている。

噂の渦中にあるフィンランド出身ドライバーのボッタスは今季のF1第12戦ベルギーGP(29日決勝)を前に次のように語った。

「僕にはお知らせするニュースは何もないし、それについて説明する必要もないよ」

「ひょっとしたら、僕はすでに何かを知っているかもしれないし、何も知らないかもしれない。言ったように、僕にはまだ何も伝えることはないよ」

28日(土)に32歳の誕生日を迎えるボッタスは次のように付け加えた。

「僕たちはドライビングに集中しており、チームのために週末を最大限に利用したいと思っているところさ」

こうしたボッタスのコメントは、すでにメルセデスの方針は決定しているものの、まだ発表できる段階ではないこと示唆したものだと受け止められている。

一方、ハミルトンと同じイギリス出身ドライバーであるラッセルも、ベルギーGPの舞台となるスパ・フランコルシャンで次のように語った。

「発表できることは何もないよ。正直なところ、今週末にはないし、恐らく来週末もないだろうね」

ラッセルは、8月の夏休み期間中に「交渉」があったことは認めており、「急いでやるよりも正しくやる方がいいよ」と付け加えている。

しかし、ラッセルはメルセデスへ移籍したいという気持ちを持っていることを隠そうとはしていない。

「僕がチームメートを選ぶことができるとしたら、それはルイスだね」

「恐らく彼は歴代最高のドライバーだろうし、彼の横でドライブできることは誰にとっても名誉なことだと思うよ」

「でもそれは、現時点では単なる仮定の話でしかないけれどね」

そう語ったラッセルは、2022年のシート争いのライバルであるボッタスに言及しながら次のように続けている。

「僕たちはどちらも、メルセデスが面倒を見てくれるという幸運な立場にある」

「たとえどちらに転んでも、彼らは僕たちの未来を見守ってくれると信じているよ」

「僕としては、いつ確定しようがかまわないんだ。それが明日だろうが、あるいはアブダビ(最終戦)のあとだろうがね。自分の面倒を見てくれる人たちを信頼するべきだよ」

今季通算8回目のF1タイトル獲得を目指しているハミルトン自身は現状維持を望んでおり、今後もボッタスとのコンビで続けたいと考えていることを隠してはいない。だが、仮にその希望が叶わなくてもそれを受け入れる準備があることも示唆している。

「僕はずっとバルテリを支持してきた。それは僕たちが素晴らしいチームだからだ」

そう語ったハミルトンは、メルセデスF1チームを率いるトト・ヴォルフ(チームCEO)の名前をあげながら、次のように付け加えた。

「だけど、最終的にはトトがチームにとって何がベストなのかを決めなければならないんだ。僕はタイトル争いに完全に集中しているよ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック