ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーが、2022年も自分たちのチームにフェラーリ系ドライバーがいるのは確かだと主張した。
シュタイナーが望んでいるのは、今年ハースからF1デビューを飾ったミック・シューマッハが2022年もそのまま残留することだ。7度F1王者となったミハエル・シューマッハの息子だけに注目度は高く、チームの広告塔的な役割も期待できるためだ。
しかし、その22歳のミックには来季はハース同様にフェラーリエンジンを搭載するアルファロメオに移籍するのではないかとの噂もささやかれている。
こうした中、シュタイナーはスイスの『Blick(ブリック)』紙に次のように語った。
「ミックの将来に関しては、私には自信があるよ」
「だが、彼はフェラーリの契約下にある。我々は2022年もフェラーリのドライバーを走らせることになる。もしもそれがミックではないとしても、それは構わないよ」
「彼らのアカデミー(若手ドライバー育成プログラム)にはほかにも何人か優秀なドライバーがいるからね」
噂では、もしもフェラーリが来季ミックをアルファロメオに移籍させることにした場合、その後任としてハースに送り込むことになるのは2020年にF2でランキング2位となり、今年はフェラーリのテストドライバーを務めているカラム・アイロット、もしくは2020年のF2ランキング4位で、今年も引き続きF2にエントリーしているロベルト・シュワルツマンではないかと言われている。