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ジョージ・ラッセル「バルテリ・ボッタスのヘルメットを叩いたつもりはなかった」

2021年04月21日(水)18:43 pm

ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)が、イモラで行われた2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP決勝で大クラッシュを起こした直後にバルテリ・ボッタス(メルセデス)のヘルメットを叩いたことを否定した。

現在ウィリアムズに所属しているラッセルだが、実際のところは現在もメルセデスとの契約下にあるドライバーだ。そして、2022年には念願のメルセデス昇格を果たす可能性が高いのではないかともうわさされている。

そのラッセルがイモラではメルセデスのボッタスのマシンとクラッシュするという事件が起きてしまったわけだが、ラッセルはそのときまだ大破したマシンのコックピットにいたボッタスに対して暴言を浴びせかけるとともに、ボッタスのヘルメットを叩いていたところが映像に映し出されていた。

ラッセルはそのときの行為を謝罪したものの、自分としてはボッタスのヘルメットを「叩いた」つもりはなかったと主張している。

「叩いたと言うのは大げさだよ。かすめた程度でしかなかったんだ。彼がそれを感じていたかどうかも疑わしいくらいさ。あれは『何をやってるんだよ?』くらいの意味しかなかったんだ」

「サッカー選手であればまったく違う反応をしただろうと思うよ。でも決して威嚇的なものではなかったんだ。両手を挙げるジェスチャーと同じようなものだったんだ」

ラッセルのボスであるメルセデスF1チーム代表のトト・ヴォルフは、ラッセルがメルセデスの開発担当ドライバーでもあるということを考えれば、ボッタスが乗るメルセデスにホイール・トゥ・ホイールの戦いを挑む前によく考えるべきだったとコメントしている。

そのことについて質問されたラッセルは次のように答えた。

「まぁ、僕はこれまでメルセデスと戦えるような位置にいたことなどないしね」

「ウィリアムズは多分5年間はそういう位置にいなかったんじゃないかな。だから、メルセデスとどういうふうに戦えばいいかなんて考えは頭をよぎりさえしなかったよ」

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