最終戦となるF1第17戦アブダビGPを前に、ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)が次のようにコメントした。
■ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
「先週の金曜日は良いパフォーマンスができたし、予選の結果にも満足している。一方で決勝については、チームは何も悪くないけど、セーフティカーのタイミングが合わず、思いどおりにいかないレースになった。6番手スタートだったのでもっと良い結果を期待していたし、結果につなげることはできなかったけど、シーズンベストの走りができたと感じているよ。
ヤス・マリーナ・サーキットは新しい設備でランオフエリアが多く、最終セクターなどテクニカルな区間もあるからすごく好きだよ。常にできるだけアタックし続けなければいけないし、ストレートもいくつかあり、いい位置にDRSゾーンがあるから、決勝も楽しめるんだ。過去にはGP3のタイトルも獲ったし、F1では何回か入賞したことがあるよ。今回でナイトレース3連戦の最後になるけど、夜間のレースは好きだね。
今シーズンを振り返ってみれば、思うような結果が出せないときもあったけど、それほど悪くなかったと思う。フラストレーションが溜まる時もあったけど、良いレースがたくさんできたから、良かったと思っているよ。
全体的に見ると浮き沈みがあった一年だけど、ドライバーとして成長できたとも感じている。いろいろな経験をし、思いどおりにいかないときも冷静でいられたし、後半戦は良いレースができたから満足しているんだ。
例年とは異なる環境で行われたシーズンだから、みんなの記憶に残ると思うよ。チームスタッフのみんなは毎週マシンを走らせるためにいつも以上の努力をしたし、成長した一年だったと感じている。」