F1第14戦トルコGP(イスタンブール・パーク)フリー走行3回目がウェットコンディションで行われた。
●【FP3結果】F1第14戦トルコGP フリー走行3回目のタイム差、周回数
マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が昨日に続いて3連続トップタイムで終えた。滑りやすい路面で速いということは、よほどクルマのバランスが良い証拠だ。2番手は好調をキープしているシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)だった。
セッション序盤は雨脚も弱く、各車インターミディエイト(グリーン)でコースイン。しかし、徐々に雨が強くなりレインタイヤ(ブルー)を装着することになった。
懸念されていた雨、そして再舗装されてから2週間程度しか経っていない路面は非常に滑りやすく、各コーナーでコースアウト続出、さらにアクセルをまともに踏み込めないような状況でドリフト大会のようだった。「氷の上の方がマシだよ」という表現すら出るほどだった。
ここで7度目のチャンピオンが決まる可能性が高いルイス・ハミルトン(メルセデス)は3周、ウィリアムズ勢は1周のみで、この3台はノータイムでセッションを終えている。
昨日はトップ10に入っていたアルファタウリ・ホンダ勢は、ピエール・ガスリーは14番手、ダニール・クビアトは17番手と下位に沈んだ。
セッション後、唯一キミ・ライコネン(アルファロメオ)がスタート練習をしていたが、ホイールスピンをしている状態でまともに加速できていない状況だ。
この後の予選も雨予報となっており、現在のところこの状況下でも実施する予定ではあるが、晴れ予報の日曜日の午前中に予選を変更した方が良いのでは、という声も上がるほどだ。
●【ハイライト動画:FP3】雨ではまったく走れない・・・フェルスタッペンは滑りやすい路面で3連続トップ!/F1第14戦トルコGP