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【FP2レポート】初日は天候不良でキャンセル。明日の1時間のみで仕上げられるか？

F1第11戦アイフェルGP（11日決勝、ニュルブルクリンク）フリー走行2回目もフリー走行1回目と同様に悪天候のためキャンセルとなった。

●【中止のFP1には「M.シューマッハ」の名】F1第11戦アイフェルGPフリー走行1回目のタイム差、周回数

ニュルブルクリンクの天候はフリー走行1回目と同様に雨。気温10度、路面温度13度、湿度95％で視界不良の悪天候だった。

グランプリのルールとして、万が一クラッシュした際にはサーキットの近隣の大きな病院に短時間で搬送しなければならないが、ニュルブルクリンクからは救急車では時間がかかりすぎるため、医療用ヘリコプターで運ばなければならない。しかし、霧による視界不良でヘリコプターが飛べないことから「走行開始30分延期」が2回続いた後、日本時間23時にセッション中止が発表された。

■実質2日間開催はどうなる？

各チームとドライバーは今日一日走ることができなかったため、明日の1時間のフリー走行3回目だけで予選と決勝レースのセットアップを決めなければならない。

コロナ渦で大きく変更された今季のF1グランプリだが、2日間開催はイタリアのイモラで開催されるエミリア・ロマーニャGP（11月1日決勝レース）が予定されており、今回のニュルブルクリンクでのグランプリがそのシミュレーションになりそうだ。

2013年以来となるニュルブルクリンクだが、F1での経験者は少ないため、データの少ない中でのレースは“また”荒れた展開が予想される。