NEXT...F1開催スケジュール

【ル・マン24時間】トヨタ、来季に向けて開発中の“市販車”GR Super Sportでデモラン

2020年09月20日(日)23:21 pm

2020年第88回ル・マン24時間レースの決勝を前に、トヨタ・ガズー・レーシング(TOYOTA GAZOO Racing)は、来季レギュレーションに合わせて開発中のハイパーカー「GR Super Sport(仮称)」でサルト・サーキットを走行した。

●【動画:ル・マン24時間】トヨタ&中嶋一貴、3連覇達成!世界のビッグレースで日本勢が大活躍

今回走行したのは、2018年・2019年・2020年にル・マン総合優勝3連覇を果たしたTS050 HYBRIDをベースにしたロードカー「GR Super Sport(仮称)」の開発中モデルだ。

GRのカモフラージュ柄が施された車両は、特別にオープン仕様にカスタマイズし、かつてトヨタのWECドライバーとして活躍したアレックス・ブルツと村田チーム代表が乗り込み、デモンストレーションラップと決勝スタート前のトロフィー返還を行った。

TS050 HYBRIDは2016年にデビューし、2020年で3連覇を達成、最速ラップタイム更新やコースレコード樹立など、ル・マンで数々の歴史を作ってきた。この過程で得た知見はすべて、開発中のハイパーカー「GR Super Sport(仮称)」の開発に活かされ、ル・マン生まれの市販車が誕生する。

デモランを担当したブルツは、次のように語った。

「1周では限界まで性能を発揮させるチャンスはなかったが、GR Super Sport(仮称)がすでに高いパフォーマンスとポテンシャルを持っていることは感じられた」

「特に四輪駆動とハイブリッドシステムにTS050 HYBRIDとの類似性を感じた」

また、トヨタのエンジニアは「このクルマの本当のパフォーマンスのほんの一部だ」と言っていたといい、来季のデビューでどんなパフォーマンスを見せてくれるのか注目したい。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック