F1第6戦スペインGP(2020年8月14日(金)から2020年8月16日(日)決勝)フリー走行3回目は、終盤に赤旗で終了となった。
●【予選結果】2020年F1第6戦スペインGP予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
残り2分でイエローフラッグが出された。画面が映し出したのはノーズを完全に失って止まっていたエステバン・オコン(ルノー)だった。イエローフラッグはすぐにレッドフラッグに変わり、セッションはここで終了となった。
リプレイ映像では、前をスロー走行しているケビン・マグヌッセン(ハース)が車線変更。走行ラインをすでに変更していたオコンは追突すると判断し、自らステアリングを一気に右に切ってガードレールにノーズからクラッシュした。まさに危機一髪だった。
オコンは無線で「マグヌッセンに邪魔をされた」、つまり急減速したと訴えており審議となったが、後に公開されたオコンの正面の映像を見ると、オコンが直前に左ミラーを見て後方を確認していて前方不注意によって起こった事故だったことが判明。よって、この件はおとがめ無しとなった。