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【FP2レポート】レッドブル・ホンダは4番手 ベッテルの不運は止まらずまたトラブル/70周年記念GP

2020年08月08日(土)1:13 am

2020年F1第5戦70周年記念GP(シルバーストーン・サーキット、2020年8月7日〜9日)フリー走行2回目が日本時間23時から行われた。

●【FP2結果】F1第5戦70周年記念GPフリー走行2回目のタイム差、周回数

序盤にレーシングポイントがソフトタイヤで1-2体制を築くが、すぐにバルテリ・ボッタス(メルセデス)がミディアムタイヤでトップタイムを出す。メルセデスはレーシングポイント勢のソフトタイヤに比べ1.2秒も速いタイムだ。メルセデスの足回りは非常にスムーズで、路面に吸い付くような動きを見せている。

今回シルバーストーンでの2連戦ということもあり、各車安定してプログラムを進めていく。

国際映像では、1950年に第1回F1世界選手権がシルバーストーンで開催された当時の賞金は、1位は500ポンド、2位は300ポンド、3位は200ポンドという表示がされた。優勝賞金を現代の価値に置き換えると約215万円ほどになり、当時は馬を1頭購入できる金額のようだ。

今回の70周年記念グランプリでは先週のイギリスGPよりタイヤの内圧が上げられているため、タイヤの中央が膨らみ、ブリスターが出来ているマシンが多く見られた。

セッションは順調に進んでいたように見えたが、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)にまたも苦難が襲う。走行中、突然エンジンがストップし、マシンをコース脇に寄せた。アンダーパネルからオイルが大量に漏れているのが確認できた。煙は一切出ていないことからエンジン系ではなさそうだ。止まり方からギアボックスが疑われる。ベッテル、イギリス2連戦で完全に運に見放されてしまっているが明日は流れを取り戻したい。

その直後、同じフェラーリPUを搭載するアルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)が、やはり突然エンジンがストップし、コース脇に止めた。ベッテルと同じ問題か? ジョビナッツィが止めた場所が危険な位置だったため、イエローフラッグが出された後、すぐにレッドフラッグに変わった。この時点で残り2分を切っていたため、ここでセッション終了となった。

ここまでのところ、メーカー別のパワーユニット変更数は、ホンダが7、メルセデスは4、フェラーリも4、ルノーは0となっている。

トップタイムはルイス・ハミルトン(メルセデス)、2番手はバルテリ・ボッタス(メルセデス)、3番手はダニエル・リカルド(ルノー)だった。

レッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペンが4番手、アレクサンダー・アルボンは11番手。アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトは12番手、ピエール・ガスリーは13番手だった。

土曜日のフリー走行3回目は、日本時間19時から始まる。

●【FP2ハイライト動画】フェルスタッペン、トップのメルセデスと0.8秒差 ベッテルにまたトラブル/70周年記念GP

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