F1イギリスGP(2020年7月31日(金)から8月2日(日)決勝レース)がシルバーストーン・サーキットで予選が行われ、ホンダの田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)が次のように振り返った。
●【予選結果】F1第4戦イギリスGP予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
■田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)
「今日のイギリスGP予選は、アストンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペンが唯一Q3に進出しましたが、他の3台はQ2敗退と、我々にとっては厳しい結果となりました。
フェルスタッペンはメルセデスの2台に続いての3番手からのスタートになりますので、明日のレースでの良い戦いを期待したいと思います。
11番手となったスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリーは、Q2で10番手のストロールと同タイムながら、出走順が決まるレギュレーションにより、惜しくもQ3進出を逃しました。
ガスリーおよび12番手に終わったレッドブルのアルボンは、明日のレーススタート時のタイヤを選択できますので、タイヤに厳しいこのサーキットではアドバンテージになると考えています。両チームともにレースペースは悪くないので、4台ともに力強い走りでポジションを上げてフィニッシュできるようチームとともに準備を進めます。
なお、午前中のFP3のスタート直前のエンジン始動時にアルボンの車にバッテリーパックの異常を確認したため、その時点でバッテリーの交換を決定しました。地の利を活かして、ミルトンキーンズのファクトリーに戻し、すぐに解析を始めます」