F1イギリスGP(2020年7月31日(金)から8月2日(日)決勝レース)がシルバーストーン・サーキットで2日目を迎え、予選が行われた。
●【予選結果】F1第4戦イギリスGP予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
気温22℃、路面温度38℃、湿度52%、風速は3.8m/sとやや強めだ。高速サーキットでは風が大きく影響する。
■予選Q1
序盤、各車まずタイムを置きに行く。残り10分の時点でノックアウトラインは、キミ・ライコネン(アルファロメオ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、エステバン・オコン(ルノー)、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)。
その後、アルボンが5番手、フェルスタッペンが2番手に浮上。最終コーナーではアタック待ちの渋滞ができており、各車タイムアップを狙う。
Q1ノックアウトは、ケビン・マグヌッセン(ハース)、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、キミ・ライコネン(アルファロメオ)、ロマン・グロージャン(ハース)、ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)だった。
■予選Q2
開始5分すぎ、めずらしくルイス・ハミルトン(メルセデス)がスピン。1回転して復帰したものの、グラベルに出た際コース上に砂利を出してしまった。清掃をするためコース上は赤旗に変わる。
約8分後にコース上はグリーンへ。赤旗の原因を作ったハミルトンが新しいミディアムタイヤに交換して一番にコースインし、2番手タイムをマーク。ミディアムタイヤを履いたメルセデス2台は3番手フェルスタッペンを1秒以上も上回っている。異次元の速さだ。
Q2ノックアウトは、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)、ニコ・ヒュルケンベルグ(レーシングポイント)、ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)、ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)。
■予選Q3
12分間のQ3が始まるが各車ガレージで作業を続ける。
過去5年のポールポジションは、昨年がバルテリ・ボッタス(メルセデス)、他4回はルイス・ハミルトン(メルセデス)という圧倒的な強さを見せている。
残り9分すぎ、各車続々と1回目のタイムを出してピットイン。
残り3分、各車が一斉にコースインして最終アタックへ。最後に出ていったのはフェルスタッペンだ。
注目のピンク・メルセデスの1台ランス・ストロール(レーシングポイント)はミスをしてしまい、タイムアップならず4番手。
ポールポジションはハミルトン、2番手ボッタス、3番手はフェルスタッペンだった。レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは12番手。アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは11番手、ダニール・クビアトは14番手だった。
決勝レースは日本時間22時10分から始まる。