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【FP2レポート】トップは“ピンク・メルセデス”、2番手アルボンはクラッシュ・・・気になるヒュルケンベルグの0.6秒/F1イギリスGP

2020年08月01日(土)2:24 am

F1イギリスGP(シルバーストーン・サーキット)が2020年7月31日(金)から8月2日(日)で開催され、フリー走行2回目が行われた。

気温34℃、路面温度49℃、湿度は30%とシルバーストーンの午後はさらに暑くなった。

■不運続きのベッテル

FP1ではインタークーラーのトラブルで走行ができなかったセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)だが、無事に修復が完了し、FP2開始10分でコースイン。精力的に周回を重ねていくが、最終的には18番手でセッションを終えることになった。どうも流れが悪いようだ。

■上り調子のアルボン、クラッシュ

今回から元マーク・ウェバーのエンジニアと組んでいるアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)がトップタイム。その後、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップタイムを更新する。レッドブル・ホンダはかなりバランスが改善されているようだが、まだ不安定さが残っているようだ。

開始44分、アルボンがクラッシュしている映像が飛び込んできた。アルボンはセクター3でリヤが突然抜けてしまい、スピンして左リヤからウォールにクラッシュ。左フロントタイヤも損傷した。やはりナーバスなようだ。アルボンは自力でマシンから降りたものの、メディカルセンターへと搬送された。このクラッシュでセッションは赤旗中断となった。

セッション再開後、各車はロングランを行ったことから上位勢で大きく順位が動くことはなかった。

■トップタイムは“ピンク・メルセデス”

トップタイムは“ピンク・メルセデス”をドライブするランス・ストロール(レーシングポイント)、2番手はクラッシュしてしまったアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)、3番手はバルテリ・ボッタス(メルセデス)だった。

レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは14番手。アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは8番手、ダニール・クビアトは15番手だった。

■ヒュルケンベルグ、0.6秒を詰められるのか?

セルジオ・ペレス(レーシングポイント)の代役、ニコ・ヒュルケンベルグ(レーシングポイント)は突然マシンに乗ったにも関わらず、フリー走行2回目でもストロールから約0.6秒落ちの7番手。タイム差は先ほどのFP1とほぼ変わらないことから、ヒュルケンベルグはまだ様子を見てマシンを習熟しているのか、それとも詰め切れない何かを感じているのか。初の表彰台を獲得する大きなチャンスを得たヒュルケンベルグの明日の走行に注目だ。

フリー走行3回目は明日、日本時間19時から始まる。

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