F1イギリスGP(2020年7月31日(金)から8月2日(日)決勝レース)がシルバーストーン・サーキットで行われるが、ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)が次のように抱負を述べた。
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■ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
「F1がカレンダーを再設定できたことはすばらしいし、オーストリアとハンガリーでまたレースをすることができてうれしかったよ。
3戦を終えたけど、マシンの長所と短所を見極めるのは、まだ少し難しいね。僕はエンジニアと一緒に、すべてのサーキットで走り始めに使用可能な基本セッティングを見つけようと作業をしている。全体的にはレースペースには満足しているけど、ハンガリーの予選ではマシンに満足できなかった。ただ、その原因は理解できているから、今週末のシルバーストーンではいくつか違うことを試してみて、改善できるかを確認したいと思っている。
ハンガリーでの日曜日の流れには満足しているけど、10番手前後のグリッドからスタートできれば、より簡単に、いいレースができたはずだ。シルバーストーンでは予選でもっとパフォーマンスを発揮できるようにプッシュしていく。
中団での戦いは、昨年と比べてもかなりの接戦だ。レーシングポイントとマクラーレンがかなり力をつけていて僕らの前にいるから、今後もこの2チームには苦しめられると思っているよ」
■シミュレーターではビデオ通話
「ハンガリーGPのあとにはシミュレーターでのセッションができた。本当に久しぶりだったし僕にとってもチームにとっても有益なセッションになった。エンジニアとはビデオ通話でのコミュニケーションとなり、最初は慣れなかったけど、最終的にはうまくコミュニケーションを取ることができた」
■タフな3連戦
「ここから、またトリプルヘッダーになる。先日の3連戦はタフではあったけど、大きな問題はなかった。たくさんレースがあるからエネルギーをマネジメントして、3つのレースをどれも同じようにフレッシュな状態で臨むことが大切だ。もちろんメカニックにとってはさらに厳しいものになっているけど、少なくともヨーロッパで開催されるレースは長時間のフライトもなく、時差ボケの心配もないことはいいことだと思う。
次は、シルバーストーンでの2連戦だ。とても面白いコースで、ロングストレートのおかげでいいバトルが見られる。ここでのドライビングは楽しいし、早めにベースセットアップを見つけたいね。その部分がいいレースウイークとなるかどうかのキーになるんだ。
また、シルバーストーンでは、1週目と2週目で使用するタイヤコンパウンドが異なる。2週目により柔らかいタイヤを使用することになるのは大きな変化だし、フリー走行でなるべく早くタイヤの特性を理解して、マネジメントの方法を見つけなければならないね」
■3連戦の最後はバルセロナ
「その後は3連戦の3戦目としてバルセロナに移動し、第6戦を迎える。ただ、8月中旬の開催ということで、ウインターテストや例年行われる5月の開催よりもかなり気温が高くなるはずだ。そのような異なるコンディションに挑むのは面白いだろうし、楽しめると思うよ」