早ければ2021年にもアメリカで2つ目のF1グランプリが開催されることになるかもしれないと報じられている。
だが、その舞台となるのはF1オーナーのリバティ・メディアが開催を望んでいるマイアミではなさそうだ。
今年から新オーナーとしてインディカー・シリーズ運営に携わることになったロジャー・ペンスキーが、やはり昨年買収したインディアナポリス・モーター・スピードウェイにF1を誘致することを望んでいるという。
世界3大自動車レースのひとつとして知られるインディ500の開催サーキットとして有名なインディアナポリス・モーター・スピードウェイでは2000年から2007年までF1が開催されていた。
1周2.5マイル(4.023km)のオーバルコースのインフィールドに設けられたロードコースは一部オーバルコースを利用する形となっており、現在はインディカーもインディ500とは別にそのロードコースでのレースも行っている。
アメリカのデジタルラジオ局『Sirius XM(シリウスXM)』に、「2021年か2022年、あるいは2023年にはF1レースを行うチャンスがある」と語った83歳のペンスキーは次のように付け加えている。
「ここでF1が行われていたし、再びやることも可能だよ」