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【F1】新型コロナウイルスによる異常事態のもと「バーチャルレース」に活路

2020年03月24日(火)17:42 pm

新型コロナウイルスcovid-19が世界を恐怖に陥れている中、F1もすでに開幕戦から第8戦までの中止もしくは延期が決定しており、実際の開幕は早くても夏以降になると考えられている。

こうした中、F1が現在唯一とれる対策が「バーチャルレース」でファンをつなぎとめておくことのようだ。

F1オーナーであるリバティ・メディアの一員であり、現在F1最高経営責任者を務めるチェイス・キャリーは23日(月)にF1公式サイトを通じて声明を発表し、その中で次のように主張している。

「(現在の状況は)実験的試みを行い、新たなことに取り組んでこのスポーツを発展させる機会です」

「それには我々のeスポーツ・プラットホームを拡大するといった独創性が含まれるかもしれません。それはネットフリックス(Netflix)のドライブ・トゥ・サバイブ(Drive to Survive)のような革新的なコンテンツを開発することであり、そして、我々のパートナー、テレビ局、レースプロモーター、チームやファンといった我々の素晴らしいスポーツにおける生態系の継続的価値を高めていくためのその他の創造的手法を用いることです」

「我々はこの状況を乗り切ることができるという自信を持っていますし、よりよき日々が訪れるものと考えています。そしてそうなったとき、我々はこのスポーツに投資してくれた全員があらゆるレベルにおいて報われたと感じられるようにしていくつもりです」

本来であればF1第2戦バーレーンGP決勝が開催される予定だった先週日曜日(22日)には、現役F1ドライバーも2名参加してF1公式バーチャルレースが開催されている。F1では今後も延期もしくは中止となったグランプリにおいても同様にバーチャルレースを行うことを計画していると伝えられている。

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