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【動画・画像:東京オートサロン】トヨタ、新GRヤリス初公開 先行予約も開始

2020年01月10日(金)12:03 pm

トヨタは、東京オートサロン2020(2020年1月10日〜12日、幕張メッセ)において、FIA世界ラリー選手権(WRC)を「勝ち抜く」ために生まれたホモロゲーションモデル、新型車GRヤリスを世界初公開した。

■レースに勝つための市販車を開発

モリゾウこと豊田章男社長は、プレスカンファレンスの動画内で「(従来のように)市販車を改造してレースに出すのではなく、始めからレースに勝つための市販車を開発する」という逆転の発想で造ったクルマが、このGRヤリスだ。

■20年ぶりの4WDスポーツ、WRCホモロゲーションモデル

GRヤリスは、かつてWRC黄金時代を築いたセリカGT-FOUR以来20年ぶりの4WDスポーツで、WRCホモロゲーションモデル。

コンパクトな1.6リッター・ターボエンジンを搭載、272馬力のパワーを伝達する新開発フルタイム4WDシステム「GR-FOUR」、リヤには専用のダブルウィッシュボーン、トレッドは86よりワイドになっている。

フロントフード、ドアパネル、バックパネルはアルミ製、ルーフにはカーボンを採用して軽量化を図り、バッテリーをリヤに配置して重量配分にも気を配っている。

■GRファクトリー

トヨタは、スポーツカーを生産するGR専用ライン『GRファクトリー』を新設した。このファクトリーは、複数のセルをAGVで繋ぐ、コンベアレスのボデーと組立ラインで構成されており、スポーツカーには不可欠なボデーの高剛性化と、超高精度の組み付け作業、少量生産車にありがちな変種、変量にも、生産性を落とすことなく対応可能になるという。

このファクトリーには、トヨタ全社から熟練工が集められ、技能伝承の場としても活用されるといい、従来の大量生産から、造り手の意志がこもった多品種少量生産へ挑戦しているという。

■Web限定予約

このGRヤリス、2020年夏頃の販売を目指し、特別仕様車RZ“First Edition”と“High- performance・First Edition”を設定、先行予約の受付を1月10日(金)10:00から6月30日(火)まで、Web限定で開始すると発表した。車両本体価格は、特別仕様車RZ“First Edition”が3,960,000円(税込)、RZ“High performance・First Edition”が4,560,000円(税込)。

トヨタ東京オートサロン2020

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