「我々にはアストンマーティンとの契約がある」とレッドブル首脳

2019年12月10日(火)5:17 am

レッドブル首脳の1人であるヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)が、自分たちのタイトルスポンサーであるアストンマーティンを失うことはないと主張した。

最近、レーシングポイントのオーナーであるローレンス・ストロールがイギリスの名門自動車会社であるアストンマーティンの買収に動いているようだと報じられた。もしそれが実現すれば、レーシングポイントがアストンマーティンというチーム名称に変わることになるのは間違いないだろう。

だが、現時点ではアストンマーティンはレッドブルのタイトルスポンサーを務めており、市販車の開発などでもレッドブルと深い関係を持っている。

マルコも、最近の報道に対し「我々には契約がある」と主張している。

しかし、伝えられるところによればレッドブルとアストンマーティンの契約は2020年に満期を迎えることになると考えられている。

仮にストロールのアストンマーティン買収が決まれば、2021年からレーシングポイントがアストンマーティンと名前を変える可能性もないわけではなさそうだ。

最初にこのニュースが報じられた際にはストロール側もアストンマーティン側もコメントを行っていなかった。

だが、このほどアストンマーティンのCEOを務めるアンディ・パーマーが『Reuters(ロイター通信)』に次のように語った。

「我々は積極的にほかの(投資家の)参入を求めているわけではない。そういうことが起こらないという意味ではないがね」

そう語ったパーマーは、ストロールの資本投入がなくともアストンマーティンには「成功に向かう完璧に合理的な道筋」があると付け加えている。

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