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【ハースF1】マグヌッセン「今季はもうとっくにあきらめて来年に目を向けている」

2019年10月29日(火)5:14 am

ケビン・マグヌッセンが、所属するハースF1チームはもうすでに早い段階から2020年型F1カー開発に意識を切り替えていたことを認めた。

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2016年にF1参戦を開始したアメリカンチームのハースだが、昨年は参戦3年目にしてコンストラクターズランキング5位を達成するという急成長ぶりを示していた。

だが、今季は公式タイヤサプライヤーであるピレリが供給する2019年仕様タイヤにうまく対応することができず、ランキングも10チーム中9番手に沈んでしまっている。

とはいえ、あと3レースを残した時点でランキング8番手のアルファロメオとは7ポイント差であり、数字的には決して逆転が不可能な差ではない。しかし、今季後半に入ってからはわずか2ポイントしか獲得することができていないハースにとって、よほどの波乱でも起きない限り、3レースで7ポイント以上を獲得するのは難しいのが現実だろう。

マグヌッセンは今季のF1第18戦が行われた先週末のメキシコシティで母国デンマークの『Ekstra Bladet(エクストラ・ブラデ)』紙に次のように語った。

「このクルマがもうよくなることなどないのは分かっているんだ」

「だけど、来年は大きく進歩を果たすチャンスがあると思っているよ。これほど早い段階からはっきりと来年を見据えることができるのはまたとないチャンスだからね」

「今シーズン後半に入ったときには、このクルマで残りのレースを戦うのが困難であることがかなり明確になっていたんだ。だけど、それによって早い段階から先を見ることができるという前向きな方向につながっているかもしれないよ」

そう語った27歳のマグヌッセンは次のように付け加えた。

「今ではチームの全員がほとんど2020年に目を向けていることは秘密でも何でもないよ」

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