2019-2020 FIA WEC第2戦 富士6時間耐久(富士スピードウェイ)の決勝レースが午前11時にスタートしてから3時間30分が経過した頃から、度々フルコースイエロー(FCY)が出されている。
富士スピードウェイ上空は雨雲が覆っており、小雨のため各車続々とタイヤ交換のためにピットイン。溝ありのウェットタイヤか、または溝なしのウェットタイヤか、各チームはタイヤ選択に迷う難しいコンディションだが、コース上は濡れており、数チームはスピンをしている。
レースは残り2時間となった。ポールポジションからスタートしたTOYOTA GAZOO Racing8号車(セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、ブレンドン・ハートレー)がレースをリードしていたものの、ピットレーン速度違反により「ドライブスルーペナルティー」を科されたがトップをキープ。約23秒差の2番手はTOYOTA GAZOO Racing7号車(マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペス)だ。