NEXT...F1開催スケジュール

【ホンダF1】レッドブル勢はポイント獲得、トロロッソ勢も順位アップ F2松下信治は無事

2019年09月30日(月)8:57 am

2019年F1第16戦ロシアGP(ソチ)の決勝レースを終え、ホンダF1が次のように振り返った。

●【決勝レース結果】2019年F1第16戦ロシアGP決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数

■ホンダF1:決勝レースレポート

F1ロシアGPの決勝は、グリッド降格のペナルティーにより、4台とも後方からのスタートとなったが、レッドブルは両ドライバーがポイントを獲得。トロロッソも2台ともに順位を上げてフィニッシュした。

レースは1周目からセーフティカー(SC)導入となったが、4台とも混乱に巻き込まれずに好スタート。セーフティカー解除後には、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが8番手、トロロッソ勢はピエール・ガスリーとダニール・クビアトが12、13番手とポジションを上げた。

その後もフェルスタッペンは好調なペースをみせ、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)、ランド・ノリス、カルロス・サインツ(ともにマクラーレン)を次々とオーバーテイクして5番手に浮上。ピットレーンからミディアムタイヤでスタートしたアルボンも、トロロッソ勢2台の前まで順位を回復した。

26周目にセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がトラブルによってストップし、バーチャルセーフティカー(VSC)が導入。ガスリーはこの直前にピットインしており、不運なかたちでポジションを落としてしまった。

一方、ハードタイヤで19番手からスタートしたクビアトは、このVSCのタイミングでピットインしてソフトタイヤに交換。フェルスタッペンもミディアムタイヤに履き替え、アルボンはさらにポジションを上げるべくステイアウトを選択。すると、VSC解除直後の29周目にジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)がクラッシュし、すぐにセーフティカー(SC)が入った。

これを活かし、アルボンとクビアトが新品のソフトタイヤに交換。同じタイミングでピットインしたドライバーが多く、ガスリーとクビアトは戦略的なアドバンテージを得られずにトップ10圏外へ押し出されてしまった。しかし、両ドライバーともにポイント獲得を目指してプッシュし、クビアトは10位から2.5秒差の12位、ガスリーが14位でフィニッシュした。

フェルスタッペンは、トップ3の直後でレースを進め、4位入賞。アルボンはソフトタイヤに交換後、すばらしい走りでオーバーテイクを繰り返し、5位フィニッシュを果たした。

なお、F1のサポートレースであるF2の第2レースでクラッシュを喫したHondaの育成ドライバーである松下信治は、病院に搬送されて検査を受けた結果、大きな異常は見つかりませんでした。この後、大事をとって経過観察の期間が取られる見込みです。

●【決勝ハイライト動画】レッドブル・ホンダ、追い上げて4・5位 フェラーリ敗北/F1ロシアGP
●【決勝レポート】レッドブル・ホンダ2台が鈴鹿に勢いをつなげるトップ5フィニッシュ!/F1ロシアGP

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック