NEXT...F1開催スケジュール

【WRC結果】優勝したトヨタのタナック「優勝を飾り最高の気分。後半戦の初戦で完璧な結果」

2019年08月05日(月)21:46 pm

8月4日(日)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第9戦ラリー・フィンランドの競技最終日デイ4が、ユバスキュラの東側エリアで行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック組(ヤリスWRC 8号車)が優勝。2年連続でラリー・フィンランドを制した。

また、ヤリ-マティ・ラトバラ組(10号車)は総合3位でフィニッシュ。3年連続で2台のヤリスWRCが表彰台フィニッシュを果たした。なお、前日のデイリタイア後、ラリー2規定に基づき再出走したクリス・ミーク組(5号車)は、リタイアでラリーを終えた。

■オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

「優勝を飾り最高の気分です。フィンランドで好結果を残すことは、両選手権にとって非常に重要でした。シーズン後半戦の初戦であるこのラリーの結果は、完璧だといえます。チーム全体が勢いに乗ったので、この後も攻め続けなければなりません。
今日の最初の3本のステージではクリーンな走りを心がけましたが、最後のパワーステージではプッシュしました。ミスをすることなくクリーンな走りで良いタイムを狙い、最大ポイントを獲得できました。次のドイツも、今回と同じアプローチで戦うつもりです。」

■ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)

「ラリー・フィンランドで表彰台に復帰することができて、とても嬉しく思います。最後に表彰台に立ったのは約9ヶ月前だったので、本当に長く感じました。

2位フィニッシュの可能性もあったと思いますが、今回はリスクを冒さないほうが賢明だと判断しました。この後のことを考えると、自分にとってだけでなく、チームにとってもポイント獲得が非常に重要でした。

今日は、昨日の午後よりもリラックスして走れましたし、速さもありました。今日の結果により、この後のラリーでも表彰台争いができるという自信を持つことができました。」

■クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)

「再出走を果たし、今日は出走順が良くなかったので、無理な走りをするつもりはありませんでした。
しかし、最終ステージのひとつ前でミスを冒し、自分に腹が立ちました。長い左コーナーでクルマがドリフトした際、少しためらいがありアクセルペダルを少し戻したところ、クルマが予想以上にイン側に巻き込んでしまいました。そして、草の中にあった大きな石に当たってしまったのです。このような厳しい週末は望んでいませんでしたし、次のドイツまでに立ち直らなければなりません。」

■ラリー・フィンランド デイ4の結果
1 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) 2h30m40.3s
2 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +25.6s
3 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +33.2s
4 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +53.4s
5 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) +56.1s
6 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +1m32.4s
7 クレイグ・ブリーン/ポール・ネーグル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m38.2s
8 テーム・スニネン/ヤルモ・レーティネン (フォード フィエスタ WRC) +2m33.8s
9 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (シュコダ ファビア R5) +7m54.1s
10 ニコライ・グリアジン/ヤロスラフ・フェデロフ (シュコダ ファビア R5) +10m28.7s
R クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC)

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック