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【動画:ル・マン24時間】トヨタ1-2体制 中嶋一貴「冷静にリスクを最小限にして走り続けることに集中」/12時間経過

2019年06月16日(日)13:29 pm

2019年6月15日(土)午後3時(日本時間午後10時)に伝統のル・マン24時間レースのスタートが切られてから12時間が経過した。

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長いレースはようやく折り返しを過ぎた。疲労や眠気と戦いながらの夜間走行で、コースアウトやクラッシュも頻発する中、TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは僅差の1-2体制で着実に周回を重ねている。

■トヨタ:12時間経過(残り12時間)

アクシデントによるセーフティカー導入で2台の差は一時1分以上に広がったものの、その後のセーフティカーでマージンが帳消しとなり、レース折り返しの12時間経過時点では、その差は僅か9秒ほど。ドライバーは7号車がマイク・コンウェイから小林可夢偉へ、8号車はセバスチャン・ブエミからフェルナンド・アロンソへと交代し、ノートラブルでの走行を続けている。

■ホセ・マリア・ロペス(7号車)

「自分の走りは悪くはなかったと思いますが、セーフティカーとその後のスローゾーンで1分半ほどタイムをロスしました。8号車との僅差のバトルとなり、じりじりと差を広げていましたが、オーバーランによりタイヤが汚れてしまったために、気持ち良く走れるようになるまで数周が必要でした。そのためその後は堅実に走行しました。これからの後半戦も我々は僅差の素晴らしいバトルを続けるだろうと確信しています。」

■中嶋一貴(8号車)

「目まぐるしく状況の変わる展開でした。我々8号車と7号車のギャップは、セーフティカーやスローゾーンで何度も大きく変化しました。私は冷静に、とにかくリスクを最小限にして走り続けることに集中しました。多くのことが起こった結果、現時点では2台の差は非常に小さいですが、まだレースは半分を終えたばかりですし、これまでの走りには満足しています。」

■WEC第8戦 ル・マン24時間 決勝12時間経過時順位(LMP1クラス)
順位/No./ドライバー/チーム/周回数
1/7/小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス/TOYOTA GAZOO Racing/189
2/8/中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソ/TOYOTA GAZOO Racing/189
3/3/トーマス・ローラン、ナタナエル・ベルトン、グスタボ・メネゼス/レベリオン・レーシング/187
4/11/ヴィタリー・ペトロフ、ミカエル・アレシン、ストフェル・バンドーン/SMPレーシング/186
5/1/ニール・ジャニ、アンドレ・ロッテラー、ブルーノ・セナ/レベリオン・レーシング/183
6/17/ステファン・サラザン、イゴール・オルトツェフ、セルゲイ・シロトキン/SMPレーシング/163

●【クラッシュ動画:ル・マン24時間】6時間経過:雨の中クラッシュ多発 トヨタ7号車が1位、8号車の中嶋一貴は2位を走行中
●【動画:ル・マン24時間】3時間経過:ポールスタートのトヨタ7号車がリード、8号車が2位

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