F1第5戦スペインGP決勝レースがバルセロナ-カタロニア・サーキットで行われ、ホンダF1が次のように振り返った。
●【決勝タイム結果】F1スペインGP決勝のタイム差、周回数、ピット回数
■ホンダF1:決勝レポート
本日決勝が行われたスペインGPでは、アストンマーティン・レッドブル・レーシングが開幕戦以来となる今シーズン2回目の表彰台を獲得。また、Hondaのパワーユニットを搭載する4台のうち3台がポイント獲得と言う結果でレースを終えることができました。
■レッドブル・ホンダ
アストンマーティン・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは4番グリッドからスタートすると、すばらしい動きで3番グリッドスタートのセバスチャン・ベッテルをかわし3番手に浮上。果敢な2ストップ作戦を敢行し、最初のピットインの後には2番手を行くバルテリ・ボッタスとの差を詰める走りを見せました。
ただ、2回目のタイヤ交換直後、2番手奪取に向けてさらにアタック開始をしようとした46周目に、他車のクラッシュによってセーフティカーの導入となり、ライバルたちが軒並みニュータイヤに履き替えることになりました。セーフティカーが明けた後も3番手でリスタートすると、そのままそのポジションをキープし、今シーズン2度目の表彰台を獲得しました。
チームメートのピエール・ガスリーも力強い走りを見せ、フェラーリの2台に次ぐ6位でフィニッシュ。フェルスタッペンとは異なる1ストップの戦略を取りますが、ライバルと同様にセーフティカー導入時に2度目のタイヤ交換を実施。セーフティカー明けで前を行くフェラーリのシャルル・ルクレールを抜きかけますが惜しくも順位を上げるには至らず。その後は後ろから迫るライバルの追い上げをかわし、6位入賞となりました。
■トロロッソ・ホンダ
レッドブル・トロロッソ・ホンダではダニール・クビアトが9位に入賞し、チームとして今シーズン4度目のポイント獲得となりました。
結果的にグリッド順と同じ位置でのフィニッシュとなったクビアトは、レース中はハースの2台やルノーとのバトルを続け、いくつかのオーバーテイクも見せました。セーフティカー導入時に10番手にポジションを下げたものの、ポジションを奪い返す形で9位入賞となりました。
クビアト同様に終始トップ10でレースを続けたアレクサンダー・アルボンですが、こちらもピットのタイミングで順位を落としました。懸命の走りで最後は入賞圏内まで0.1秒差に迫るも一歩届かず、11位でレースを終えました。
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