カルロス・サインツが、このほどマクラーレンの新チーム代表に就任したアンドレアス・ザイドルとはうまくやっていけるはずだと語った。
ザイドルはWEC(世界耐久選手権)の最高峰カテゴリーLMP1で2015年から3年連続チャンピオンに輝いたポルシェのチーム代表を務めていた人物だが、かつてBMWザウバーのサーキット現場責任者としてF1活動を行った経験も持っている。
■ザイドルとはうまくやっていけるはず
「僕は先週ウォーキング(マクラーレンのファクトリー)にいたんだ。彼の勤務初日に顔合わせがあったからね」
ザイドルについてそう語ったサインツは次のように付け加えた。
「僕は少しずつ彼のことを知っていくことになる。だけど、もし彼がすごく几帳面な人物ならいいな。僕もそうだから多分僕たちはうまくやっていけるよ」
■スペインGPは存続させるべき
一方、サインツは今年が最後の開催となるのではないかと言われているバルセロナでのF1スペインGPについて、F1カレンダーからそのレースが消えるようなことがあってはならないと主張している。
最近、2020年にはオランダGPがスペインGPに代わって復活開催されることになりそうだと報じられている。実際のところ、今年でF1開催契約が切れるバルセロナはF1オーナーと契約延長に関する交渉を行っているものの、現時点ではあまり進展が見られていないのが現状だ。
「このグランプリはカレンダーに残す必要があると全ての関係機関に伝えるに十分な歴史を持っていると僕は思っている」
スポンサーイベントでそう語ったスペイン出身のサインツは次のように付け加えた。
「みんなはばかではないし、全てを考慮にいれていると思っているよ。それ以上のことを言う必要はないと思うね」