5月4日(土)ベルギーで2018-2019年スーパーシーズンFIA世界耐久選手権(WEC)第7戦スパ・フランコルシャン6時間レースの決勝が行われ、TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID 8号車が優勝した。
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この勝利によりTOYOTA GAZOO Racingは、最終戦ル・マン24時間レースを待たずに、2014年以来2度目となるWECのチームタイトルを決めた。
セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、フェルナンド・アロンソの3名がドライブするTS050 HYBRID 8号車は、1年前、今季開幕戦のスパから数えて通算4勝目を挙げ、2位に31ポイント差のドライバーズポイント首位で、最大で39ポイントが獲得出来る最終戦ル・マン24時間レースに臨むことになった。
■決勝レース結果
7号車 (マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペス):
決勝: 6位、129周、ピットストップ 8回
スターティンググリッド:1番手、最速ラップ:1分57秒394
8号車 (セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、フェルナンド・アロンソ):
決勝: 1位、133周、ピットストップ 9回
スターティンググリッド:2番手、最速ラップ:1分58秒056
■豊田社長のコメント
2014年以来、2度目となるWECのシーズン優勝を達成することが出来ました。
ファンの皆さまからの応援に心より感謝いたします。
昨年の富士戦以降も、豪雨の上海、荒れた路面のセブリング、そして今回のスパでは、起伏に富んだコースでの、しかも雪も混じる気象下でのレースと厳しい道での戦いが続きました。
一つひとつを戦いを走り抜き、チャンピオンを獲得してくれた6人のドライバーとチームメンバー達を誇りに思うとともに、彼らに感謝の気持ちを伝えたいと思います。
おめでとう。
そして、ありがとう。
来月にはシーズン最終戦となるル・マン24時間レースが再び、待っています。
連覇は決して簡単なものではありません。
今回のレースでは7号車にトラブルを発生させてしまいドライバー達に悔しい思いをさせてしまいました。
ル・マンには、必ずや、ドライバー達が、安心して、気持ちよく乗り続けられるクルマにして臨みたいと思います。
そして、マイク、可夢偉、ホセ、セブ、一貴、フェルナンド6人のドライバーとチームみんな、ファンの皆さまと最高のシーズンエンドを迎えられると信じています。
引き続き、ご声援いただければと思います。
よろしくお願いいたします。
トヨタ自動車株式会社
代表取締役社長 豊田章男
■モリゾウよりコメント
<追伸>
ドライバーのみんな、昨日は誕生日メッセージをありがとう!
1ヶ月早いチャンピオン決定の知らせが何よりの誕生日プレゼントになりました!
また一緒に走れる日を楽しみにしています。
モリゾウ