フェルナンド・アロンソ、51周、7番手。これは1年前、マクラーレンの2018年F1プレシーズンテスト初日の結果だった。
●【F1テスト:1日目タイム表】一番の笑顔はベッテル、一番の驚きはマクラーレンとサインツ
数年間苦しんできたマクラーレンに春が訪れるかもしれない。今年はカルロス・サインツ(マクラーレン)が119周を走行し、フェラーリのセバスチャン・ベッテルに次ぐ2番手タイムで初日を終えたのだ。
Just under 90 minutes left on the clock in Barcelona and @Carlossainz55 has posted 92 laps on the board so far. #F1Testing pic.twitter.com/0CXHGbVgrE
— McLaren (@McLarenF1) 2019年2月18日
サインツは「チームにとってすごく良い日だね」と驚きはないようだ。
「初日の120周はまさに僕たちが望んでいたことだ。走行プランの中で計画されていて、なんとか完走できたよ」
「先週発表してすでに何の問題もなく今日は走ることができた。あちこちで小さな問題はあったけど、走りを妨げるような問題はなかったんだ」
サインツはピットレーン出口で止まった時も「小さな問題だよ」と語っただけだった。
「ほんのわずかなケーブルが接続されていなかっただけで、信頼性に関しては何も心配することはないんだ。ただの組み立ての問題だよ」
「チームとしてとても誇りに思うよ。周回数と信頼性の観点では、昨年と比較して大きく進歩している。間違いなく一歩前進しているよ」
「クルマにはまだまだ改善すべきことがたくさんあると思う。今日、多くのことを学ぶことができたし、クルマの根本的なバランスの問題を改善する必要があることを確認できた」
「今、やるべき方向性が分かっている。バランスの問題と向かう先を特定したら、作業を開始するよ」