レッドブルが、2019年型F1マシンの発表日をわざと最大のライバルであるメルセデスとバッティングさせたわけではないと主張した。
2014年から2018年まで5年連続でF1ドライバーズタイトルとコンストラクターズタイトルを独占してきた最強F1チームのメルセデスは、2019年型F1マシンのシェイクダウンを13日(水)にシルバーストン・サーキットで行い、その画像や映像を公開すると発表している。
ところが、その後レッドブルが同じ13日に自分たちの新車をお披露目することを発表。そして、伝えられるところによればどうやらメルセデス同様シルバーストン・サーキットを使ってシェイクダウンを行うことになるようだ。
これに関し、レッドブルが新車発表をわざとメルセデスと同じ日にぶつけてきたのではないかとの推測もささやかれるようになっている。
だが、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコはそうではないと主張している。
「それは単に我々のクルマの完成が計画より2日遅れたからなんだ」
ドイツの『Auto Bild(アウト・ビルト)』にそう語ったマルコは次のように付け加えている。
「我々はサーキットの別の場所で走らせるから、問題はないはずさ」
ちなみに、13日にはレーシングポイントもカナダで2019年型マシンを公開することになっており、F1関係者やファンにとっては忙しい日となりそうだ。