イタリアに拠点を置くトロロッソは、人材開発にフォーカスした「公式HRパートナー」として人材サービス企業『ランスタッド・イタリア(Randstad Italia)』との契約を発表した。Randstadロゴが、ドライバーのレーススーツとピットクルーのヘルメットに掲載されるという。
ランスタッドは、ウィリアムズにスポンサードしていたこともあったが、今回発表されたのは『ランスタッド・イタリア』となっており、ロゴの掲載箇所も少ないことから大規模な契約ではないようだ。
ランスタッドHRソリューションズのファビオ・コスタンティーニCEOは「このパートナーシップにより、私たちは人事分野におけるリーダーとしての経験をチーム運営のあらゆる側面にもたらすことができます。」としている。
トロロッソのフランツ・トスト代表は次のように述べている。
「F1の結果は、チームが常に非常に高いレベルで活動する能力にかかっています。ビジネスのあらゆる面で最高水準を維持する必要があるのです。
それは同時に適切な人材を適切な仕事に従事させることを意味するだけでなく、会社を成長させるために若い才能を育成しながら、全員が正しい方向に向かって働いていることを保証することも含みます。
そのためには、モチベーション、決断力、資質をランスタッドと共有する事が必要です。彼らの専門知識を活かすことで、作業方法が向上し、進歩に役立つと確信しています。」