NEXT...F1開催スケジュール

カルロス・サインツ「マクラーレンのトップ返り咲きを助けたい」

2019年01月07日(月)18:54 pm

今季マクラーレンに移籍したカルロス・サインツが、このチームをトップに返り咲かせるために数年はここで頑張りたいと考えていることを明かした。

昨年はルノーで走っていたサインツだが、今季は引退したフェルナンド・アロンソの後任としてマクラーレンで走ることになっており、その契約期間は2年となっている。

だが、イギリスの名門F1チームであるマクラーレンはここ数年不振続きとなっている。2012年第20戦ブラジルGPでジェンソン・バトンが優勝して以降、優勝から遠ざかっているのに加え、表彰台に上ったのも2014年開幕戦オーストラリアGPでケビン・マグヌッセンが2位、バトンが3位となったのが最後だ。

サインツはマクラーレンで新シーズンを迎えるにあたり、母国スペインの『Marca(マルカ)』に次のように語った。

「2018年よりはいい結果にしたいね」

「マクラーレンには絶対その力はある。だからこそ僕もここに来たんだ。F1の歴史において2番目に成功したチームだからね」

「彼ら(マクラーレン)は以前勝っていたし、彼らがどうやってそうできていたのかを覚えていることを願っているよ」

「中期的プロジェクトとして、少しずつ、彼らはトップへの階段を上り始めるだろう」

そう語った24歳のサインツは、現在結んでいる契約は2020年までの2年契約であるものの、マクラーレンがトップに返り咲くまでここで走り続けたいと思っていると次のように続けた。

「僕はチームとは2年の契約を結んでいる。だけど、ドライバーとして、そしてマクラーレンのファンとしても、僕はチームの成長を見ていきたいんだ」

「マクラーレン・ファミリーに溶け込むためにも、最初の年をうまくやりたいと思っている。だけど、僕の現時点での目標はここで数年を過ごすことさ」

「毎年頑張っていくつもりだよ。だけど、僕はマクラーレンがトップに返り咲くための重要なピースのひとつになりたいんだ」

今年、マクラーレンは昨年とはドライバーラインアップが一新され、サインツとルーキーのランド・ノリスという組み合わせでシーズンを戦うことになる。

ノリスがまだ19歳と若いこともあり、すでに4年のF1経験を持つサインツの方にマクラーレンの期待がより大きくかけられるのは間違いないだろう。今年5年目のF1シーズンを迎えるサインツにとっても勝負の年となりそうだ。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック