エステバン・オコンが、2019年には3チームのリザーブドライバーもしくはテストドライバーを務める可能性があると認めた。
メルセデスの育成ドライバーであるオコンは、メルセデスの支援を受けて2017年にフォース・インディアのシートを獲得した。しかし、今季中盤にフォース・インディアのオーナーが変わったことにより今季限りでそのシートを喪失。ほかのチームのシートを確保することもできず、2019年は浪人生活を余儀なくされることになってしまった。
オコンはすでに2019年にはメルセデスのリザーブドライバーを務めることが明らかとなっている。しかし、メルセデスでは自分たちがPUを供給しているフォース・インディアとウィリアムズにも働きかけ、その2チームでもリザーブドライバーとしてオコンを起用するよう交渉しているようだ。
オコンは母国フランスの『Auto Hebdo(オト・エブド)』に次のように語った。
「もちろん、レースに出られないよりレースに出られるほうがいいさ。だけど、いずれにしても僕はかなりたくさん仕事を抱えることになるだろうね」
「以前よりもやることが増えそうだよ。僕はすべてのグランプリに帯同することになるし、シミュレーター作業も行う。そしてできる限り多くサーキットで走る機会も得たいと思っている」
「多分、僕はフォース・インディアとウィリアムズでもテストに参加することになるんじゃないかな」
そう語った22歳のオコンは次のように付け加えた。
「メルセデスは僕を支援し続けてくれるし、僕のF1キャリアを信じてくれている。僕もすべてがうまくいくことを期待しているよ」