かつてルノーでフェルナンド・アロンソのチームメートを務めたことがあるイタリア出身の元F1ドライバーであるヤルノ・トゥルーリは、アロンソがF1を去ることになったのはその“強烈な性格”のせいだと考えている。
アロンソは今週末のF1アブダビGP(25日決勝)を最後にF1を去り、2019年にはインディ500に再挑戦するほか、WEC(世界耐久選手権)やその他の有名レースに出走する可能性があると言われている。
そのアロンソについて、かつて2003年と2004年にルノーで共に戦った経験を持つ44歳のトゥルーリは『Omnisport(オムニスポーツ)』に次のように語った。
「アロンソは素晴らしいチームメートだったよ。だけど、彼の性格は強烈だった」
「チーム内でそれに対応するのは簡単ではなかったよ。単にドライバーとしてだけではなく、人間としてもね。それは彼のキャリアを通じてずっと同じだった」
「彼は最高レベルのドライバーであるにもかかわらず、残念ながらその性格によってまったくチャンスが得られない状況に自分を追い込んでしまったんだ」
ロータスに所属していた2011年シーズンを最後にF1から姿を消したトゥルーリは、次のように付け加えた。
「彼はF1にとどまるのに必要な速いクルマを手にすることができず、リタイアを余儀なくされてしまったんだ。そういうときは誰に対しても訪れるけれどね」