第2回プレシーズンテストの2日目は、前日より気温はやや低いものの、正午には日差しも強くなる好コンディションの中で行われた。トロロッソ・ホンダは前日のトラブルを修復してテストに臨んだ。
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先週のテストでは雪の影響で長時間の走行ができなかったブレンドン・ハートレーが2日目の走行を担当。ハートレーは、午前9時の開始とともにコースインし、途中マシンのセット変更作業を挟みながら、ランチブレイクまでに53周を走行した。
テスト後半は午後2時44分にコースインし、順調にテストプログラムをこなしながら66周を周回。テスト終盤には、チームベストとなる1分19秒823のラップタイムをマークした。トータル119周を走った2日目は、トロロッソ・ホンダにとって順調なテストデイとなった。
■ジェームズ・キー(トロロッソ、テクニカルディレクター)
ドライバー:ブレンドン・ハートレー
カタルニア・サーキット(スペイン・バルセロナ)全長:4.655km
周回数:119周
ベストラップタイム:1分19秒823
「2週に渡って行われているテストの中で、今日初めてSTR13のメカニカルかつ空力性能に関する重要なテストプログラムを行いました。
先週のテスト初日以来のドライブになるハートレーには安定した走行を重ねることが必要でしたが、何回か走行を中断する小さな問題もあり、午前中はいい形で走行をすることが難しかったです。
しかし、午後はテスト時間終了までの間に、実りのあるテストを行うことができました。レースのスティントと同じぐらいのロングランをし、ソフトタイヤで短距離走行も試したので、テスト2の後半に向けたいい準備となりました。
これからのマシンセッティングの方向性を決めるのにあたり重要となってくるデータを得ることもできました。
エンジンは今日の走行を通して安定していて、ホンダのパワーユニットの性能向上を感じています。全体的に今日は忙しくもあり充実した日となりましたが、残り2日間も同じくいい結果に繋げられるようにしていきたいです」。
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