ロバート・クビサが2018年はウィリアムズとテストドライバー契約を結ぶことになりそうだと報じられている。
2011年のF1シーズン開幕前に出走したラリーレースでクラッシュし大けがを負ったクビサだが、その後もF1復帰を目指してリハビリを続け、ついに2018年にウィリアムズから8年ぶりに奇跡的なF1復帰を果たすのではないかと言われていた。
しかし、最近の報道によれば、ウィリアムズはクビサではなく、潤沢なスポンサー資金を持ち込めるロシア人ドライバーのセルゲイ・シロトキンをランス・ストロールのチームメートに迎えることを決定したと言われている。
フランスの日刊スポーツ紙『L’Equipe(レキップ)』は、「その決定は間もなく正式なものとなるだろう」と報じ、近いうちにウィリアムズとシロトキンの契約手続きが完了するだろうとしている。
一方、『L’Equipe(レキップ)』は、これでポーランド出身ドライバーであるクビサのF1キャリアが完全に閉ざされることにはならないだろうと次のように付け加えている。
「2008年のカナダGP優勝者(クビサ)はすべてを失うわけではない。クビサは(ウィリアムズから)テストドライバーの役割をオファーされることになり、恐らく何回かのグランプリで金曜午前のセッションを担当することになるだろう」