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【WRC:写真】トヨタ、2年目の挑戦!2018年仕様ヤリスWRCを公開

2018年01月11日(木)20:15 pm

TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team(WRT)は、イギリス・バーミンガムで1月11日(木)~14日(日)に開催中のオートスポーツ・インターナショナル・ショーで、2018年仕様のヤリスWRCを公開した。

新たなモータースポーツ・シーズンの幕開けを告げるイベントとして親しまれているオートスポーツ・インターナショナル・ショーの初日、FIA世界ラリー選手権(WRC)で競い合う4つのマニュファクチャラーが一堂に会し、2018年シーズンの合同発表会を実施した。TOYOTA GAZOO Racing WRTはこの機会に、昨シーズン中に得た多くの学びを元に改善を施した、最新のヤリスWRCを披露した。

■2018年仕様ヤリスWRCの改良点

主な改良点として、ヤリスWRCのフロント周りの空力パッケージが挙げられる。新しいフロントバンパーとフェンダーにより、車両前方で更なるダウンフォースを得ることで空力バランスを均衡にすることを目的とした。また、気温の高いイベントに備え、冷却系にも改良が施されている。

チームは、1月25日(木)~28日(日)に行われるラリー・モンテカルロに向けて、この改良したヤリスWRCでテストを重ね、最終準備を行っている。2017年シーズンで得た多くの学びを活かし、参戦2年目となる2018年シーズンも、「もっといいクルマづくり」への挑戦は続く。

■トミ・マキネン(チーム代表)

「多くのモータースポーツファンの方々がいらっしゃるオートスポーツ・インターナショナル・ショーで、2018年シーズンの発表会に参加することができ、嬉しく思っています。昨年、チームの皆の努力の結晶であるヤリスWRCは、ラリーに勝つことが出来るクルマであると分かりましたが、同時にライバルとの競争を通じ、我々にはまだまだ改善すべき点があることも数多く学びました。

それらの学びから、フロントの改良によるエアロダイナミクスパフォーマンスの向上と冷却系の改良をすることができました。今シーズンも更なる学びが得られるであろうとワクワクしています。“もっといいクルマ”を作っていきたいと思います」。

■2018年仕様ヤリスWRC

■トミ・マキネン(チーム代表)

■ヤリーマティ・ラトバラ(ドライバー)

■エサペッカ・ラッピ(ドライバー)

■オット・タナック(ドライバー:新加入)

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