フォース・インディアは2018年以降、エステバン・オコンを失うかもしれないと認めている。
力強い走りを見せているオコンだが、2018年はセルジオ・ペレスと共にチームに残留する。しかし、オコンはメルセデス・ドライバープログラムの一員でもある。
そして今年からメルセデスAMGに加入したバルテリ・ボッタスだが、2017年の中盤を見ると時々苦戦していることから、2019年にはボッタスとオコンを置き換える可能性がある。
メルセデスが来年末にオコンの加入を検討するかどうかと尋ねたところ、フォース・インディアの最高執行責任者であるオットマー・サフナウアーは、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に次のように答えた。
「エステバンを解放するだろうね」
「彼はメルセデスのドライバーだ」
「メルセデスは彼のキャリアに資金を提供しているから、彼らにはオコンに対するある程度の権利がある。オコンが世界選手権のトップチームでレースをするチャンスを否定したくない」
■オコンが抜けた後はダニール・クビアト?
フォース・インディアはオコンのパフォーマンスに満足しているものの、1年後のオコンの次の候補として、2018年にはレギュラー・サード・ドライバーをチームに加える予定だという。
レッドブルを解雇されたダニール・クビアトもリザーブドライバー候補の一人としてうわさされている中、サフナウアーは次のようにコメントした。
「我々はニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、ポール・ディ・レスタ(ウィリアムズで限定復帰)、ビタントニオ・リウッツィで成功を収めてきた」
「テストドライバーの翌年には、彼らは全員レギュラードライバーになったよ」。