トヨタは25日、第45回東京モーターショー2017(東京ビッグサイト、11月5日(日)まで)において、スポーツカーと環境技術を融合した新しいコンセプトカー「GR HV SPORTS concept」を報道陣に世界初披露した。
■WECマシンを想起させるデザイン
TOYOTA GAZOO Racingが世界耐久選手権(WEC)で戦うハイブリッドレーシングマシン「TS050 HYBRID」を想起させるデザインとした。
■トヨタ伝統のスタイル
トヨタ伝統のオープンスポーツ「トヨタスポーツ800」(通称・ヨタハチ)や、「スープラ」にも設定された「エアロトップ」スタイル。
横。オープン
オープンにしたところ
■WECで鍛えたハイブリッド
「TS050 HYBRID」で鍛えたハイブリッド技術「THS-R(TOYOTA Hybrid System-Racing)」を搭載した。
■デザイン
ピュアスポーツカーとして機能性を徹底的に追求すると同時に、TS050 HYBRIDをイメージさせる『LEDヘッドランプ』や『アルミホイール』、『リヤディフューザー』を採用し、トヨタモータースポーツとのつながりを感じさせるデザインにしたという。また、力強さと迫力を感じさせるマットブラックをボディカラーに採用している。
ライトオフ
正面。ライトオン
正面。ライトオフ
リア
リア
■インテリア
センタークラスターにオートマチックのギアポジションスイッチを配置し、『レーシーな雰囲気』を演出。
レーシーな雰囲気のインテリア
プッシュ式のスタートスイッチを開閉式のシフトノブ内に設置し、『遊び心』を持たせたという。
シフトノブ
シフトノブを開けるとプッシュ式のスタートスイッチという遊び心も
■操る楽しさ
THS-Rによるピュアスポーツカーとしての走りと、エアロトップによる『オープンエアの開放感』を同時に満喫できる。
ボタンひとつでマニュアルモードへの切り替えが可能で、オートマチック車でありながら6速マニュアル車のような操作を楽しめる『Hパターンシフト』を採用。
ハイブリッド・バッテリーを車両中央付近に搭載。重量物である駆動用のバッテリーを中央に搭載することで、スポーツカーとして『走りの性能向上』にも貢献しているという。
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