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【マクラーレン】レッドブルのレベルに到達するには少し時間も必要

2017年10月16日(月)16:50 pm

マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、2018年に同じルノーエンジンを搭載するレッドブルに追いつくためには少し時間が必要だろうと語った。

マクラーレンでは、3年間にわたったホンダとの関係を解消し、2018年以降はルノーからエンジンの供給を受けることになっている。

フェルナンド・アロンソはまだマクラーレンと2018年の契約を結んでいないものの、2018年にはマクラーレンが勝利を狙えるはずだとコメントしていた。それは今季すでにルノーエンジンを搭載するレッドブルがメルセデスAMGやフェラーリをおさえて優勝したという実績もあるからだ。

■ルノーとのマッチングには少し時間も必要

しかし、自分たちのシャシー性能には自信を持っていると伝えられるマクラーレンだが、ブーリエはそれほど簡単にレッドブルに追いつけるとは考えていないようだ。

「パートナー(ルノー)と10年にも及ぶ関係があれば、明らかに我々とは異なる位置からスタートできるだろう」

来季最大のライバルとなるであろうレッドブルについてスペインの『Marca(マルカ)』にそう語ったブーリエは、次のように続けた。

「だが、我々もすでに関係づくりのプロセスに入っている。いくらか時間はかかるだろうが、ベストを尽くそうというやる気に満ちているよ」

「我々はマクラーレンなんだ。我々は勝利するために存在している。それを達成するためにできることはすべてやるつもりだよ」

■同じエンジンなら他チームとの比較も容易に

ブーリエはさらに、ここまでの3年間は唯一のホンダエンジンユーザーであったことから、ほかのチームとの比較が難しいという部分があったことを認め、2018年からはそうした状況も改善されるはずだと次のように続けた。

「いいエンジンと最高のクルマ、人材、ドライバーという総合的なパッケージがあれば勝てるはずなんだ。だから、我々にとってプレッシャーは同じだよ」

「もし同じエンジンを使っているほかのチームに勝てなかったとしたら、パッケージのうち、それ以外の部分に何か問題があると分かるわけだからね」とブーリエは付け加えた。

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