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【P3レポート】フェラーリ好調 ホンダ勢はバンドーンがトップ10/F1マレーシアGP

2017年09月30日(土)16:28 pm

2017年F1第15戦マレーシアGPが9月30日(土)、セパン・インターナショナル・サーキット(1周5.543km)で2日目を迎え、現地時間14時(日本時間15時)から行われたフリー走行3回目でフェラーリのキミ・ライコネンがトップタイムを刻んだ。

●【タイム結果】F1マレーシアGPフリー走行3回目、タイム差、周回数

60分間で行われる予選前最後のフリー走行セッションはドライコンディションのもとでスタート。上位勢ではレッドブルのダニエル・リカルドだけがここに持ち込まれたドライタイヤの中では中間に位置するソフトタイヤでの走行を行ったが、フェラーリ勢、メルセデスAMG勢は一番軟らかいスーパーソフトタイヤだけでこのセッションに臨むというタイヤ戦略を取ってくる。

セッション前半ではメルセデスAMGのルイス・ハミルトンが最速タイムを刻み、それにフェラーリの2台が続いていく展開となり、そこにフォース・インディア勢やマクラーレン勢が続いていく。

セッション中盤にはスーパーソフトタイヤに履き替えたダニエル・リカルド(レッドブル)がトップタイムを刻むが、その後新品スーパーソフトタイヤに交換したフェラーリ勢が速さを見せ、ライコネンが1分31秒880のトップタイムを刻み、それにベッテルが続いた。

現在ベッテルに28ポイント差をつけているランキングリーダーのハミルトンだが、このセッションでもいまひとつ速さを示すことができず、リカルドやチームメートのバルテリ・ボッタスのタイムを上回ることができない。

セッション終盤にはフォース・インディア勢、ウィリアムズ勢、マクラーレン勢が3強チームのドライバーたちに続く位置をめぐる戦いを展開する。マクラーレン勢はストフェル・バンドーンが10番手に食い込んだものの、初日のフリー1では3番手、フリー2では5番手につけていたフェルナンド・アロンソはこのセッションでは11番手にとどまった。

明日F1デビューレースに臨むトロロッソのルーキー、ピエール・ガスリーはチームメートのカルロス・サインツが刻んだ15番手タイムにはわずかにおよばなかったものの16番手で予選前最後のフリー走行を終えている。

■フリー走行3回目トップ10ドライバー

トップ/キミ・ライコネン(フェラーリ) 1:31.880
2番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:32.042
3番手/ダニエル・リカルド(レッドブル) 1:32.091
4番手/バルテリ・ボッタス(メルセデスAMG) 1:32.329
5番手/ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG) 1:32.579
6番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1:32.579
7番手/セルジオ・ペレス(フォース・インディア) 1:33.209
8番手/フェリペ・マッサ(ウィリアムズ) 1:33.240
9番手/エステバン・オコン(フォース・インディア) 1:33.290
10番手/ストフェル・バンドーン(マクラーレン) 1:33.321

F1マレーシアGP予選は、このあと日本時間18時から始まる。

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